「間違いを持ち寄る」発音練習

私がアメリカの語学学校でやっていた発音の練習です。


その昔、アメリカの語学学校で発音のクラスを週に1回受講していました。

「発音」というくくりだけで、学習者の英語レベルは入門~上級まで様々。

そんなクラスでは、毎回「授業までに、間違った言葉を持ち寄る」という宿題がありました。

個人的には、とても楽しい授業でした。間違える言葉やフレーズは、母語に影響を受けることも多く、様々な国出身の学習者が集まっている意味を感じました。

もちろん、母語に関係ない間違いも多く、レベルに関係なく「わかるー!!!」と話し合ったのも、いい思い出です。

日本語教室も、様々なレベルの人が集まります。その人たちが飽きずに楽しく参加できるための、何かのヒントになるのではないかと思い、シェアすることにしました。


準備

教える側としては、まず宿題として「次の授業までに、間違った言葉を持ち寄る」ことを伝えます。

そして、「大いに間違えること」「あなたの間違いが、他の人の役に立つこと」「間違いは恥ずかしくないこと」も伝えます。

私も実際に言われました。

「間違えはありませんでした」と言ったら、「クラスに協力してくれないのね~」とまで笑


「間違える」は、誰にとってもある程度恥ずかしいです。

でも、それが「授業のため」と思えば、少しは気が楽になるのではないでしょうか。

 

*「間違い」とは*

このページで言う「間違い」とは…

・言い間違い(発音)

・発音がわからなかった言葉/フレーズ

・聞き返された言葉/フレーズ

・通じなかった言葉/フレーズ

などを言います。

 

授業

1. 発表

各学習者さんに、その週で間違えた言葉やフレーズを発表してもらい(着席のまま)、板書します。

大事なことは、「どんな内容でも、すぐ褒める」です。

「恥ずかしくないよ、言ってくれてありがとう」ということを早々に伝えることが次に繋がります。

(アメリカ人の先生は褒めるのがめちゃくちゃ上手で、みんな嬉々として発表していました。)


2. 正す

発表してもらった内容のうち、似たようなものを整理したりし、何を授業で扱うか決めます。全て扱うと時間がなくなりますからね。

扱うものを決め、それを正し、練習します。正すときは、出来るだけ図解して、客観的にとらえるようにするといいと思います。

練習は、まず各自練習、次に教師とマンツーマンで練習・指摘、再度各自練習という感じです。


3. 成果発表

最後に、みんなの前で(着席のまま)練習の成果を発表します。

うまくできているかどうかは、よっぽどひどくない限り、自己採点で十分です。

「間違えることは恥ずかしくない」を徹底することが、この練習ではいいと思います。

 

教科書

英語の発音用の教科書は大体2㎝くらいあり、図や練習問題がたくさん載っていて、とても分かりやすかったのですが、日本語にもそういう教科書があるのでしょうか…。今のところ存じ上げません。

見つけたら、追記します。

もしご存じならご連絡ください。


以上です!











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