国際交流基金が作成した教科書『いろどり』の付属教材である、「日本の生活TIPS」を応用して、読解文を作って見ました。
『いろどり』の「日本の生活TIPS」は、日本で生活する上で必要な、文化的な知識を学べる読み物です。原文は、日本語と英語が併記されています。
ただ、日本語が少し難しい(翻訳を読むことが前提?)のと、少し長いのがネックです。そのため、入門や初級の方向けの読解文としてはちょっとハードルが高いように思います。
※ここで言う「読解文」は、読解の教材です。ただの読み物ではなく、読んで問題を解くためのものを言います。
使うもの
1.『いろどり』の「日本の生活TIPS」
『いろどり』のページからダウンロードすることが出来ます。(もちろん無料)
2.文章要約AI
私は、「イライザ ダイジェスト」という文章要約AIを使いました。無料トライアル版です。現在、様々な文章要約AIがあります。いろいろ試してみましたが、これが一番しっくりくる要約になりました。お好みでご自由にお使いください。
なぜ文章要約AIを使うか、というと、自分で作るのが面倒だからです笑
他にも、主観を除いて文章をまとめられる点がGoodだと思っています。
やり方
1.『いろどり』の「日本の生活TIPS」を手修正
『いろどり』の「日本の生活TIPS」は、フリガナなどがないので、そのままコピーして使うことが出来ます。ただし、PDF特有?のスペースが入っていることがあるので、一度ワードなどに貼り、不要なスペースを削除してから使った方がGoodです。
2.文章要約AIにコピペ
1.で修正した文章を、文章要約AIにコピペします。イライザ ダイジェストは3行に要約すると決まっています。他のものは行数を選べるものもあるので、こちらもお好みでご使用ください。
3. 出来た文章を手修正
2.で出来上がった文章は、ですます調でないことがあります。そこを手修正します。
また、難しい単語がそのまま使われていることもありますので、言い換えたりかっこ書きで説明を入れたりします。ぜひ「やさしい日本語じしょ」をご参照ください!
必要に応じて、フリガナもうふったらGoodだと思います!
できあがり!
こんな感じで、長めの文章が短くなります。
これを元に、問題をいくつか作れば、簡単に読解のレッスンで使うことが出来ます。
ちなみに、上の「日本の生活TIPS」あいさつのジェスチャーは、こんな感じになりました。
日本では、あいさつをするときに腰を曲げ、頭を前に下げるジェスチャーがあります。腰を曲げる角度が大きいほど、敬意が高いです。人に会ったとき、日本ではハグをしたりビズをしたりすることは、ほとんどないです。
この文章を元に作った読解の教材をつけておきますので、ご参考までに!(^^)!
以上です!
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